熱帯魚の中でも優雅で有名なベタ。闘う魚としても有名で、丈夫な魚ですが、初心者の方はなかなか手を出せていないという話もよく聞きます。ここでは、ベタの基本的な飼い方・育て方をご紹介し、安心してベタを飼うための基本的な情報をご紹介しています。
ベタとはタイのメコン川流域原産の熱帯魚で、
闘う魚としても知られる丈夫で美しい魚です。
ベタの基本情報
ベタの正式名称は「ベタ・スプレンデンス」。
アナバス科の魚で、原産地はタイのメコン川流域です。大きな川や田んぼ、洪水の後に一時的に出来た水溜りなどに生息する、とても丈夫な魚です
ペットショップで売られているベタは品種改良されたものがほとんどですが、丈夫なことに変わりはなく、
初心者には非常に飼い易い熱帯魚といえます。
闘う魚、「闘魚」としても知られており、なわばり意識のあるオスは、その美しい背びれや尾びれを広げ、
相手の魚を威嚇します。(この挙動を「フレアリング」といいます。)
普段は起きているんだか寝ているんだか、とぼけた様子のベタですが、同種を見つけると、
あっという間にヒレを広げ、活発に威嚇を始めます。
性格は人懐こく、エサをくれる人を見るとそわそわするなど、「闘魚」という名前に反して
可愛らしい面も持っており、その姿も美しいため、見ていて飽きない、観賞用の魚としても適しています。
しかし、基本的に一匹での飼育にしましょう。何故なら、同種同士を一つの水槽に入れると、お互いに
どちらかが力尽きるまで闘う習性があるからです。せっかくのヒレや美しいウロコも、お互いがつつきあって
ボロボロにしてしまうので、水槽一つにつき一匹の飼育にしましょう。
特徴的な呼吸器官
ベタの大きな特徴の一つとして挙げられるのが、その特徴的な呼吸器官です。
ベタはラビリンス器官という呼吸器官を持っており、水面の空気を直接取り入れる肺呼吸が可能なのです。
他の魚はほとんどがエラ呼吸であり、その為飼育する際にもエアーポンプなどの酸素供給をする必要があります。
が、ベタの場合は60%が肺呼吸によるものですので、ポンプなどの装置を設置する必要がありません。
その為、大きい水槽を用意する必要も無く、飼育している人の中には、
ワイングラスで飼育している方もいるほど。
水質にもあまりうるさくない魚ですので、最低限の水質管理・温度管理さえ出来れば、
長く一緒に暮らせる丈夫で可愛い魚です。
現在ペットショップで売られている一般的な |
基本的に丈夫な魚ですので、そこまで気を張る必要も無いかとは思われますが、
必要最低限のお世話は当然必要です。
お魚の元気を安全に保つ為にも、基本的な知識はしっかり抑えておきましょう。
水質
特にベタ特別の水質環境はありません。普通の熱帯魚と同じ程度の水質管理で問題ありません。
カルキ抜きなども、水槽と一緒に付属しているようなものでも構いません。
「ベタ専用のカルキ抜き」というものがありますが、熱帯魚に必要なカルキ抜きの成分
にプラスアルファという形でベタの発色によい成分などが混入されているだけですので、
他の熱帯魚用のカルキ抜きで十分です。もちろん、汲み置きの水を使っても構いません。
ですが、その場合は温度に注意をしてあげて下さい。ベタは水質の急変に弱いところがあります。
水温
熱帯魚ということで、ヒーターは必需品です。
冬はしっかりと保温をしてあげましょう。水槽の大きさに合わせたヒーターを入れ、
水温が22〜27程度が理想です。ヒーターの中には、自動で温度を管理し、
温度が一定になるように勝手に運転してくれるものもあります。
自動装置のあるなしに関わらず、水温計は入れておき、環境チェックを常に行いましょう。
水流など
本来、流れのないところに住むお魚ですので、水流が無いほうが無難です。
あまり泳がせてしまうと、ストレスが溜まってしまうので、エアポンプの微かな水流のみにしましょう。
ペットショップで売っているベタは密封されたビンに入って売られたものを多く見かけます。
その程度の環境で十分という事ですので、水槽の大きさによってはエアポンプも必要ない場合もあります。
ただし、広すぎて隠れる場所が無い水槽だとベタが落ち着かずストレスになってしまう場合もあるようですので、
適度な大きさの水槽を選ぶとよいでしょう。
水槽のサイズ
15〜30cmほどの水槽で十分です。
販売されていた時点で入っていたビンは、水槽を見つけるまでの仮の水槽、または、
水槽を掃除する際のベタの移動場所と考えましょう。
ベタはヒレや色が美しいので、前面がガラスの水槽ですと、ベタの姿を存分に
鑑賞することができるでしょう。ビンで飼育することも出来ますが、初心者の方には、
まずは水槽で飼育することをおすすめします。
また、ベタはとても活発で、時々水槽から飛び出してしまう事があります。
地面に落下させない為にも、水槽にはかならずフタをして、飛び出さないように注意しましょう。
実際に店頭でベタを選ぶときは、元気なベタを選ぶことが
もちろん重要です。
初心者だからこそ、元気なベタを最初に選ぶことで
安心して飼育ができます。
フレアリング
ベタは闘魚です。ベタが入っている容器を向かい合わせたり、鏡を
見せた際に、しっかり威嚇をして自分を誇示するベタは正常な個体
であると言えます。
□ ■ □ ■ □ ■
フレアリングとは、ベタのオス特有の、威嚇行為。
背びれや尾びれを広げたり、エラを開くなどして、自己アピールをします。
特に、オス同士を向かい合わせた時などに、よく見られる行動です。
ペットショップにてベタが小さなビンや容器に入って陳列されている際は、大体が底に沈んでいて、
じっとしているので、一見元気が無いように見えてしまいます。
しかし、通常ではベタはボーッとしている場合が多いので、
きちんとフレアリングをするかを確かめてから購入を決めましょう。
大きな水槽に入っていて、個体同士を向かい合わせるのが難しいこともあります。
そんな時は、水槽の中のベタに顔を近づけてじっと見てみましょう。「ムッ、なんだおまえは」と言わんばかりに
フレアリングをしてくる個体もいます(個人経験より)
大体がペットショップの飼育状況を見れば、ベタを大事に取り扱っているかどうかわかります。
底にフンや食べかすが溜まっていたりして、水が汚れているまま放置しているような場所は、
あまり購入する場所としてはふさわしくありません。
また、油膜といって、汚れた水の表面には油の膜のようなものが出来ます。水面に
光って見える薄い膜が見えたら汚れた水ですので、注意して観察してみましょう。
ペットショップの店員さんにベタについての質問を2,3してみましょう。
本当にベタが好きで大事にしているペットショップであれば、しっかりとした知識をもって
聞いていない事まで答えを返してくれます。
そのようなお店だと、購入した後も聞けばアドバイスをたくさんしてくれますので、
しっかりとした知識のある店員さんによく聞いてベタをお迎えするようにしましょう。
また、ウロコの部分をじっと観察してみましょう。元気で健康なベタは滑らかで綺麗に光るウロコ・体表です。
しかし、白点が混ざっている場合は病気の可能性が高いです。白点病といって、悪い水質で飼育することにより
発生する病気です。避けるようにしましょう。
ただ、個体によっては模様の一部であることも無きにしもあらずですので、注意をして観察しましょう。
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